職種特化型の人材紹介事業を展開する株式会社9E。
カスタマーサクセスやインサイドセールス職、キャリアアドバイザー職などに特化した転職エージェントサービスを運営する企業です。
同社では、求職者が会員登録した直後のサンクスページにTimeRexを埋め込み、その場で面談予約を完結させる仕組みを構築。熱量が最も高いタイミングで日程調整カレンダーを表示することで、なんと月150件のアポを自動で取得されています。
会社の設立当初から導入し、4年にわたって集客に活用中の代表取締役・大日向さまに、具体的な活用法と効果について詳しくお伺いしました。
―TimeRexの導入時期はいつ頃でしたか?
大日向さま:
2021年、会社の立ち上げと同時期から使っています。事業をする上で、日程調整ツールは必須のインフラだろうという認識でした。
といっても、工数削減だけが目的ではなく、会員登録したタイミングをとくに重視していました。
求職者にとって最も熱量が高いのは登録の直後です。ここで日程調整のやり取りに手間取ってしまうと、その間に熱が冷めてしまったり、メールでラリーをしている間にアポ自体が立ち消えてしまったり…。
その点、TimeRexがあれば、最も温度感の高い登録直後のタイミングで予約へと誘導できます。その点が最大の魅力だと感じています。
―具体的にどのような形でTimeRexを活用されているのでしょうか?
大日向さま:
私たちは基本的にWeb広告で集客を行っており、リスティング広告などで求職者を集めています。
広告から飛んだら、個人情報を登録していただくのですが、その後に表示されるサンクスページにTimeRexを埋め込んでいます。
そのまま、サンクス画面上でキャリアアドバイザーとの面談予約を行っていただく形ですね。5割ほどがここから流入します。
一方、会員登録だけ済ませて面談予約をされない方が5割ほど。その場合は、翌日や3日後などにTimeRexのURLを含むメールやショートメッセージを送り、「面談しませんか」というアプローチを定期的に行っています。
つまり、「埋め込み」と「URLの提示」の両方で活用している形です。日程調整は基本的に全部TimeRexで、毎月予約いただいている数は150件ほど。ツールを使わずにやったら、かなりの工数がかかるはずです。
―日程調整カレンダーを複数お持ちですね。どのように使い分けていらっしゃいますか?
大日向さま:
サイトに埋め込んでいるものは、全ての転職支援担当のGoogleカレンダーと連携していて、誰か1人でも空いていたら予約できるという仕様にしています。いわば、初回の面談用ですね。
一方、2回目以降の面談は、決まった担当者が個別に持っている日程調整カレンダーに誘導しています。
―4年にわたってプレミアムプランでご契約中ですね。理由を教えていただけますか?
大日向さま:
お客様が日程調整する際、入力してもらう項目をカスタマイズしたくて、プレミアムプランにアップグレードしました。
デフォルト設定だと「会社名」が任意項目にあるんですが、基本的に我々はBtoCのサービスで求職者の方の会社名は不要なので、これをまず消しました。
さらに、面談の方法として「オンラインor電話」を事前に選んでもらう項目を追加しました。せっかくカスタマイズするので、「面談の目的」という設問も入れています。
不要な項目は削除して、必要な情報だけを効率的に収集できているので、面談もスムーズです。今のところ不都合を感じておらず、うまく回っているので長く使わせてもらっています。
―最後に、TimeRexの導入を検討している企業へメッセージをお願いします。
大日向さま:
特に人材紹介のような、問い合わせ時の熱量が重要なビジネスでは、TimeRexは非常に有効だと思います。日程調整の工数削減はもちろんですが、それ以上に「機会損失を防ぐ」という観点で大きな価値があります。
サンクスページへの埋め込みなど、使い方次第で集客の成果を大きく変えられるツールだと感じています。