セールスコンサルティング事業をメインに展開する株式会社Grand Central。
ホームページへの埋め込み、メールでの配信、展示会の出展ブースに専用パソコンを用意するなど、TimeRexを多面的に活用してアポイント獲得を実現されています。
最近は、月に20件近くの商談をほぼゼロの工数で獲得し、営業メンバーは日程調整よりも、お客さまのニーズをより深く探るためのヒアリングに時間を使えるようになっているのだとか。
マーケティングやインサイドセールスのマネージャーを務める奈良さまに、具体的な活用法と効果について詳しくお伺いしました。
―まずは、現在のTimeRexの主な活用方法について教えてください。
奈良さま:
弊社での活用法は3つあります。圧倒的に流入数が多いのは、ホームページへの日程調整カレンダーの「埋め込み」です。
お客さまがURLなどをクリックする必要がなく、ひと目で「この日程が空いている」と直感的にわかる点が大きなメリットですよね。ホームページ内はもちろん、資料のダウンロード時に表示されるサンクスページにも埋め込んでいます。
―なるほど、埋め込みウィジェットが主要なアポイントの獲得経路になっているんですね。では、残り2つの活用シーンについても教えてください。
奈良さま:
2つ目は、メールでのURL送付です。資料ダウンロードが発生した時の自動返信として、メールで資料のURLとTimeRexのURLを一緒にお送りしています。
3つ目は、展示会です。出展ブースにTimeRex専用のパソコンを各事業部別に用意しておき、商談を望まれるお客さまにはTimeRexの日程調整カレンダーをその場でご覧いただき、商談日を決めていただいております。
短時間でスムーズに決まりますし、後日、改めて日程調整のための電話をかける必要がなくなりました。リードの獲得と商談日の確定を同時にできるのがとてもありがたいですね。
―TimeRexの運用・管理による効果はいかがですか?
奈良さま:
TimeRex経由のアポイントは、今月で17件、先月は19件ほどありました。
もし、インサイドセールス担当者が1件ずつ電話をかけて商談を獲得するとなると、電話がつながらなかったり、何度もかけ直したりすることもあるので、確実に1件当たり10分以上は削減できていると思います。
TimeRexで日程調整が完了しているお客さまには、「日程調整のための電話」ではなく、より深い内容をスムーズにヒアリングするための架電ができるんです。これにより、営業メンバーは、本来注力すべき戦略的な業務に時間を使えるようになりました。
―重要なメリットですね! 日程調整カレンダーの設定で工夫されている点はありますか?
奈良さま:
お客さまに入力いただく設問を、なるべく最小限になるように心がけています。
具体的にいうと、「会社名・名前・メールアドレス・コメント」くらい。弊社は営業力を強みとする会社なので、TimeRexでアクションをいただいたお客さまには、インサイドセールスの担当者が電話をかけ、改めて詳しいヒアリングを行うようにしています。
一方、資料ダウンロードしたけれど、TimeRexで日程調整をされなかった方については、電話やメールでのアプローチを行っていますね。
―「外部ツール連携」の機能は使われていますか?
奈良さま:
はい、ビジネス向けの高機能のチャットツール「Slack」と、顧客関係管理(CRM)を基盤とするプラットフォーム「HubSpot」を使っています。
Slack は、通知の受け取りと、顧客情報の管理のために使っています。普段からSlackを見ているので、Slackに通知が来るとすぐに対応できて便利ですね。
具体的には、TimeRex経由でアポイントが入るとSlackに通知が来るので、事業部ごとに通知先のチャンネルを分けて「ヒアリング項目」や「担当者」といった情報をスレッドに詳しく入力する運用にしています。
―普段からTimeRexを管理・運用されてみて、使い心地はいかがでしょう?
奈良さま:
一度設定すれば、その後は編集する必要がないので、基本的にはアシスタントに管理をすべて任せています。UIが本当にシンプルでわかりやすいので、迷うことがないですね。
TimeRexを送ったお客様から「使い方がわからない」との問い合わせをいただいたことも、今のところはありません。記入項目も最小限にしているので、スムーズに使っていただけているようです。
―ぜひ、今後のTimeRex活用について教えてください。
奈良さま:
プレミアムプランなどさまざまな選択肢がありますが、弊社では現在ベーシックプランを利用しています。
今後は、プレミアムプラン限定の埋め込みカラーのカスタマイズ機能を活用し、自社のブランドカラーに合わせたデザインも検討していきたいです。
今後も事業成長を支える重要なツールとして活用していきたいと思います。