便利なクラウドサービスを開発し、企業や社会の課題解決を目指す企業「株式会社インターパーク」。誰でもノーコードで業務改善アプリが作れる「サスケWorks」、見込み顧客のデータを活用して営業チャンスを増やす「クラウドサービス サスケ」、アプリで仕事用の電話番号が持てる「SUBLINE(サブライン)」の3つのサービスを中心に展開されています。
日程調整ツールは早期から導入しており、最初は他社のものをご利用でした。その後、TimeRexに乗り換えて、現在は営業・マーケティング・カスタマーサクセスなどの分野で広くご利用いただいています。
他社から乗り換えた理由、現在の活用法、使い心地などについて、営業部のエバンジェリスト・柴田さまが答えてくださいました。
– 最初は他社さまのツールをお使いだったということですが、そもそも導入される前はどのように日程調整をされていたんですか?
柴田さま:
最初はメールで日程調整をしていて、仮押さえの日だけで2週間先まで埋まっている状態でした。
しかも、重要な案件が入った場合はそちらを優先しなければならないので、予定が入ったことを担当者に連絡して日程を組み直してもらい…という工程が発生していて、社内の課題になっていたんです。
– それで日程調整ツールを探されたんですね。
柴田さま:
そうです。ただ、マーケティングの方面から「日程調整機能を公式サイトに埋めこんで使いたい」というニーズが出てきたとき、他社のツールにはその機能がなかったんです。
それでTimeRexさんに問い合わせたところ、Webページへ埋め込むためのコードをコピーして、Webサイトのソースコードに貼り付けるだけで日程調整機能をサイト内に埋め込めることがわかったので、乗り換えました。
– 日程調整ウィジェット(埋め込み機能)ですね。以前と比べて、ランニングコストの変化はありましたか?
柴田さま:
前より少し上がったと思います。でも、値段より機能を重視していたから迷いませんでした。
それに、デザインやUIも良かったんです。前のツールは操作がやや複雑で、当時はまだ日程調整ツールが社会に浸透していなかったこともあって、お客さまにカレンダーのURLを送る時は、使い方を丁寧に説明した文章とともに送るようにしていました。
その点、TimeRexは直感的に使えるデザインなので、長々とした説明は不要になりました。シンプルだから、管理者側である私たちも使いやすくて、良いことづくめでしたね。
– 「営業」「マーケティング」「カスタマーサクセス」などの分野で、TimeRexをご利用いただいているそうですね。まずは「営業」分野での活用の仕方から教えてください。
柴田さま:
お客さまと打ち合わせをすることになったら、TimeRexの日程調整カレンダーのURLをお送りして、日程を決めるという使い方をしています。日程調整のついでに、事前アンケートを取れる点が便利ですね。
– 日程調整時の設問項目をカスタマイズできる機能ですね。いつもどんな設問を設定されていますか?
柴田さま:
「クラウドサービス サスケ」でいうと、多方面の課題解決を得意とするサービスなので「どんな課題をお持ちですか」「どんな課題解決に興味がありますか」などを尋ねることが多いですね。今は「お困りごと・相談したい内容」というフリー回答欄を設けています。
お客さまが今どんなことにお困りなのかという情報があるだけで、商談のストーリーを組みやすくなります。おかげで打ち合わせのクオリティも上がりました。設問内容はすぐに変更できるので、ケースバイケースで変えることもありますね。
ただ、こうした設問は少なければ少ないほど、お客さま側の負担が減ってコンバージョン率が上がるので、必要な情報を精査し、絞り込んで聞くようにしています。
– では、「マーケティング」や「カスタマーサクセス」の分野では、どのように活用されているのでしょう?
柴田さま:
マーケティングでは、TimeRexに乗り換えるきっかけとなった「サイトへの埋め込み機能」をよく活用しています。
「クラウドサービス サスケ」のサイトの例でいうと、こんな風に「無料デモ依頼」のページなどで日程調整カレンダーを表示しています。
ほかにも、お問い合わせフォームから連絡をいただいた際のサンクスページや、返信のメールにも同様のカレンダーを表示して、いつでも気軽に打ち合わせを申し込んでいただけるようにしています。
– 日程調整カレンダーをサイト内に埋め込む際、気をつけられた点はありますか?
柴田さま:
カレンダーをクリックした途端、突然TimeRexさんのページに遷移してしまうと、お客さまはきっと驚かれるので、あくまで弊社のサイトの中で操作できるように心がけました。
– 実際、TimeRexを運用されてみて効果はいかがでしたか?
柴田さま:
肌感でいうと、資料請求や問い合わせで完結されるお客さまが多い中、全体の1割ほどが埋め込んだ日程調整カレンダーから日程調整に進んでくださっている印象です。資料請求後の自動返信メールにも日程調整カレンダーのURLを入れていて、そこからの流入も含めれば、全体の約2割がTimeRex経由と言えそうです。
– 工数にも変化はありましたか?
柴田さま:
ありました。これまではお客さまからサイトにアプローチがあった場合、すべて弊社から折り返しのご連絡をして、日程調整を行ってきました。その点、TimeRexの日程調整カレンダーを表示できるようになってからは、そこが全て自動化されるので、工数は確実に減っています。
– 「カスタマーサクセス」分野の活用法についても教えてください。
柴田さま:
こちらは「営業」や「マーケティング」の使い方とほぼ同じで、お客さま向けの無料個別相談会を実施する際の日程調整に使っています。
でも最近、ちょっと違う使い方をすることもあるんです。
たとえば、展示会のとき。ご来場くださったお客さまが打ち合わせを希望された場合、スタッフがパソコンでTimeRexの画面を操作し、その場でお客さまとアポイントの日時を決めています。スピーディだし、スムーズなので、現場でも重宝していますね。
– もし、他にも使われている機能があれば教えてください。
柴田さま:
そういえば、先日リリースされた新機能は良かったですね! さっそくめちゃくちゃ使っています。
– 「2つのグループから1人ずつが参加する」という機能ですね。どのように活用されていますか?
柴田さま:
弊社では、新しいメンバーとベテランのメンバーがワンセットになって商談にのぞむことが多いんです。
これまでは、商談の依頼が来たらまずベテランのカレンダーを優先的に表示し、日時が決まったらその時に空いている新人を一人選んで同席してもらう形で運用していました。
新機能が使えるようになって、ベテラングループと新人グループから1人ずつ自動的に選んでカレンダーを表示してもらえるようになり、いちいちこちらで選ぶ手間が省けています。
ベテラン枠では少し手の空いていそうな人を優先的に表示し、新人枠ではランダムに表示するなど、細かく設定できる点もいいですね。
僕もスキマ時間ができた時は、日程調整カレンダーの参加メンバーに設定してもらって、新しいメンバーと一緒に商談に入れるようになりました。彼らへの指導やサポートに当てられる時間が増えました。
– 時間の有効活用にお役立ていただいているんですね。うれしいです。
柴田さま:
そうですね。最近は日程調整ツールがビジネスの現場に浸透してきたこともあり、お客さまもスムーズに使ってくださって、私たちもずいぶん楽になりました。
でも、だからこそ雑にお願いすることのないように注意しています。お客さまに対して失礼のないように気をつけながら、今後も上手に使っていきたいと思います!