10兆円規模ともいわれるIT人材産業を舞台に急成長を遂げている「株式会社キッカケクリエイション」。IT分野に特化したキャリア支援「キッカケエージェント」で人気を博している企業です。
ビジネススタイルは、まだ転職を迷っている段階の人から今すぐ転職したい人まで幅広いタイプのお客さまに対し、ナーチャリングを施しながら、キャリアアドバイザーとの面談を促すというもの。
しかし、ナーチャリング中のお客さまからは、予約の延期やキャンセルの相談が多発。手動で日程調整をしていた時期は再調整に悩まされたといいますが、TimeRexで自動化した後は大量の予約をスムーズに管理できているそうです。
マーケティング部でTimeRexを活用中の堀越さま、寺田さまが詳しく教えてくださいました。
– TimeRexは普段、どんな風に利用されているんですか?
堀越さま:
基本的には、求職者さまとキャリアアドバイザーの面談日を決めるために使っています。
YouTubeやXなどでITキャリアに関する情報を発信しており、キャリア相談をしたい方や詳細を知りたい方には公式LINEにて相談日時の打診をして、その際にTimeRexの日程調整カレンダーをご案内しています。
– キッカケクリエイションさまは、日程調整の完了後に出る「サンクスページ」も工夫されていますね。
堀越さま:
日程調整をしていただいた方にはIT職の年収に関する情報特典をご用意して、面談へのモチベーションを高める仕掛けにしています。TimeRexは、調整後のサンクスページの文章を自由にカスタマイズできるところが便利ですね。
– ご利用のきっかけは何だったんでしょう?
寺田さま:
もともと、日程調整はLINEの公式アカウント上で、スタッフが手動で行なっていました。
ただ、事業の拡大とともに求職者さまの数も多くなってきたので、もっと効率がよくて人為的なミスも出ない方法で調整したいと考えました。他のサービスも試しましたが、求職者さま側が使いにくくて…。もっと操作しやすいものを、ということでTimeRexに決めたんです。
– 昔と今を比べると、どんな変化がありましたか?
寺田さま:
手間や労力はずいぶん減りました。
LINEで手動で調整していた時は、担当のキャリアアドバイザーの日程確認が必要で、もし求職者さま側の都合と合わなかったら何度も確認のやり取りが発生します。
しかも、転職の意向がそこまで高まりきっていない潜在層のお客さまは、面談の日程を調整しても、延期やキャンセルをされる方が多く、たびたび調整し直すことに…。1人あたりの調整につき、10分以上かかっていたかもしれません。
その点、TimeRexなら求職者さまに日程調整カレンダーから都合のいい日時を選びなおしていただくだけですし、運営側としても、日程確定後に御礼やリマインドのメッセージを送れば作業完了です。現在かかっている時間は、わずか2分ほどだと思います。
– 10分から2分なら80%の削減ですよね。ナーチャリングを取り入れたビジネスとも相性が良さそうでうれしいです。
– 2023年3月に「ベーシックプラン」から「プレミアムプラン」にアップグレードされていますね。何か機能が必要になったのでしょうか?
堀越さま:
私たちは独自開発したCRM(顧客管理システム)を持っており、Webhookを用いてTimeRexと連携しています。
プレミアムプランにすれば、日程調整ページでお客様情報を取得できる「設問項目カスタマイズ」機能や、流入元を把握したりできる「URLパラメータによるデータ連携」機能も使えるということでアップグレードしました。
– もし、他にも連携中のサービスがあれば教えてください。
堀越さま:
社内で使ってるコミュニケーションツールが「Slack」なので、外部サービス連携の機能でつなげています。TimeRex経由で申し込まれたお客さまの情報が即座にSlackに飛んでくるので、メールよりすばやく確実に情報をキャッチアップできて便利です。
寺田さま:
Slackと連携できることで、問い合わせなども1つのチャンネルでまとめて確認できるので非常に助かっています。
堀越さま:
あとは、スプレッドシートへの書き出しの機能もたまに使います。予約時に得られた情報を出力して、顧客分析などに使っていたりしますね。
寺田さま:
毎日ものすごい人数がTimeRex経由で予約されているので、このサービス抜きで運営することは考えられません。これからも求職者さまにより良いサービスを提供するために、引き続き利用させていただきます。