届出自動車教習所として「新規免許」の取得や「外国人免許」の切り替え、「ペーパードライバー講習」を提供している東京ドライビングサポート。お客さまの予約を受けて、提携した運転コースや路上での運転練習をサポートするという業務を行なっています。
TimeRexを導入する前は、事務負担で月45時間を調整業務に費やしていましたが、導入後は1件あたり最短10秒で完結できるように。
「年間350万円ほどの人件費を節約しつつ、予約数は1.5倍に増加している」と教えてくださったのは、代表の小竿さま。同社におけるTimeRexの活用法や効果的なマーケティング戦略について、詳しく伺いました。
― TimeRex導入前の課題について教えてください。
小竿さま:
導入前は、LINE・メール・電話でお客さまの受講希望日時をヒアリングし、担当インストラクターや事務の担当が調整して返信するという流れでした。
その際、お客さまの希望エリアや条件を確認し、日程を調整し、集合場所を決める…といったやりとりが必要で、月に約45時間もの時間を調整業務に費やしていたんです。
また、お客さまが最も知りたい「空き枠」がわかりにくいという課題もありました。問い合わせても返信を待つのはストレスですよね。待っている間に他社へ流れてしまうという機会損失も発生していたと思います。
― TimeRex導入後の効果はいかがでしたか?
小竿さま:
劇的な効果として、最短10秒で日程調整が完結するようになりました。
これまでは日程調整だけで月々45時間以上かかっていたことを思うと、人件費に換算すれば年間350万円の削減効果になります。浮いた時間を本来のお客さま対応や事業拡大に使えるようになったという意味でも非常に大きな価値がありました。
― 予約数は増えましたか?
小竿さま:
増えました!TimeRexを埋め込んでから、空き状況をリアルタイムで見られるようになったことで離脱のリスクが一気に減り、過去に比べると予約数は1.5倍に増加しています。
ペーパードライバー講習業界として、空き枠をリアルタイムで一目で見られる仕組みを実装できたのは、おそらく私たちが日本初だと思います。
導入時にはWebサイト制作会社に依頼して、以下のページを作ってもらったんです。おかげで、お客さまにとってわかりやすい予約フォームになり、「どうやって予約すればいいの?」と聞かれることも激減しました。

― 予約が入った後はどんなフローになるのでしょう?
小竿さま:
TimeRexでお客さまが入力された集合場所に伺い、到着したら電話するだけです。ヒアリングの備考欄に細かく不安要素が書かれている場合は事前にメールや電話でフォローしますが、そういうケースはごく一部。
以前と比較すると、70%くらいの工数削減が叶ったと感じます。
― TimeRexで便利だと思う機能はありますか?
小竿さま:
質問項目を自由に設定できる機能を重宝しています。
これまでは電話やメールでお客さまに確認していた内容を、プルダウンや記入欄を使って、お客さまのエリア、希望条件、集合場所といった情報を詳しく収集できるようになりました。
また、自社の利用規約への同意項目を追加できるので、後日こちらから改めて確認を取る必要がなくなりました。

また、私の場合はお客さまが希望される場所に出向くので、移動時間もあわせて確保しておく必要があります。TimeRexは「前後の確保時間」の項目で、必要な移動時間を自由に設定できて便利ですね。

― 逆に、「こうだったらいいのに」と思う機能はありますか?
小竿さま:
講習時間は90分間ということで、90分の枠を表示しているのですが、これだとお客さまの選択肢が少なく見えるのが悩みです。いい方法はありませんか?

― その場合は「日程候補の表示間隔」の設定を変えてみてください!これを使えば、90分の枠でも30分刻みで表示できるので、お客さまの選択肢を増やすことができます。

― この表示間隔を「30分」に設定すると、以下のように30分刻みで枠を表示できます。

小竿さま:
なるほど、こんな機能があったとは! さっそく試してみます。
― 公式サイト以外でもTimeRexが活躍しているシーンはありますか?
小竿さま:
たくさんあります。オウンドメディアや広告LPなどにも設置しているんですよ。
最も予約数が多いのはオウンドメディアです。ここでは「ペーパードライバーの不安」や「運転再開のコツ」といったお悩み解消記事を発信していて、文末にTimeRexの日程調整カレンダーを設置しています。記事を読んで、「これは自分のことだ」と思ったお客さまが予約に進んでくださっている状況です。
― すばらしい動線ですね! データの収集や計測でもTimeRexを活用されていますか?
小竿さま:
非常に活躍しています。公式サイトでは、TimeRexの埋め込みコード内にGoogle広告のコンバージョンタグを設置して、「予約完了」をKPIとして計測。Googleタグマネージャー経由でGA4イベントとも連携させて、広告経由・自然流入・SNS経由の予約率なども横断的に比較できるようにしています。
また、オウンドメディアの場合は、記事ごとにパラメータを発行して、お客さまが記事を読みはじめてからTimeRexで予約するまでの経路をGA4で分析しています。
他社メディアに広告出稿する場合は、TimeRexで各メディア専用のURLを発行して、TimeRex上のリダイレクトで計測。Yahoo!広告やCriteoなどの場合は独自ピクセルも利用して、媒体別の特徴を補正しながら分析を進めています。
やみくもに広告費を削るより、時間ごと・媒体ごと・デバイスごとに分析することで、リーチを伸ばし、予約単価を抑えることができます。そういう意味でも、TimeRexは非常に優秀なツールですね。
― それでは、最後にTimeRexへの評価をお聞かせください。
小竿さま:
正直、もう離れられないですね(笑)。それぐらい活用させてもらっています。
これまで業界全体が抱えてきた「空き枠が見えない」「対応に時間がかかる」という課題に対して、TimeRexは“デジタル予約体験”という解決策をもたらしてくれました。おかげで、お客さまの利便性UPと運営側の業務効率化を両立できたんです。
今後も、お客さまにとって便利で身近なサービスであり続けたい。そう願う私たちにとって、TimeRexは最適なツールだと確信しています。