療育施設向けの業務支援AIサービス「デイロボ」を展開する株式会社U5WORKS様では、サービス説明会や既存ユーザー向けオンラインサポートの予約管理にTimeRexを導入されています。
導入前はメールによる日程調整に多くの時間を費やしていましたが、Webサイトやデイロボのサービス利用画面へのTimeRexの埋め込みによって、ユーザー自身でスムーズに予約できる仕組みを構築されました。
今回は、代表取締役の坂田様、取締役兼デイロボ事業統括責任者の加藤様に、導入の経緯や活用の工夫、そして導入後に感じられた効果についてお話を伺いました。
– 導入前はどのような課題がありましたか?
坂田様:
導入前は、お客様からメールでお問い合わせをいただいた後に、こちらから候補日を返信し、日程を調整してZoomのURLを発行するという流れでした。1件につき2〜3往復のやり取りが必要で、担当者1人あたり1日数件、多いときは1日10件以上の対応がありました。結果として対応の抜け漏れや返信遅れが発生しやすい状況でした。
– TimeRex導入の決め手を教えてください。
坂田様:
複数の日程調整ツールを比較した中で、TimeRexの操作性と設定のしやすさが決め手になりました。UIが非常にシンプルで、ミクステンドさんにサポートしてもらわなくても社内で導入から運用までスムーズにできた点が大きかったです。
ここがTimeRexのすごいところだと思っています。
– 現在の活用方法を教えてください。
加藤様:
新規のお客様向けには、自社Webサイトに日程調整カレンダーを埋め込み、「オンライン個別相談会」として予約を受け付けています。
既存ユーザー様向けには、デイロボの管理画面に「オンラインサポート予約」ボタンを設置し、ボタンの遷移先に日程調整URLを設定、そこからTimeRexで予約をしていただく仕組みにしています。
どちらの導線でも、日程調整のためのメールでのやり取りが不要になり、社内の工数をかけずに自動で予約を受け付けられる体制が整いました。
ユーザー様も希望の日時をその場で選択できるため、スムーズでストレスのない予約体験を提供できています。
– Slack連携を活用した運用にも工夫があると伺いました。
加藤様:
予約が入るとSlackに自動通知されるようにしています。kintoneで顧客管理をしているので、Slackに予約通知が来たら、kintoneに顧客情報を登録し、Slackの該当の予約通知に登録完了のスタンプを押しています。この活用方法で対応漏れを防いでいます。
– Google Analytics連携もご活用いただいていますか?
加藤様:
はい、自社WebサイトではGoogle Analyticsと連携して、日程調整ページのPV数や滞在時間、流入経路を分析しています。
※Webサイトに日程調整カレンダーを埋め込んだ場合も、Google Analytics連携でPV数等を計測できます。
分析で得られたデータは、今後のサイト改善や新しい施策を検討する際の参考として活用しています。
流入経路を数値で把握できるようになったことで、より具体的な施策を考えるうえでの判断材料になっています。
– 今後、TimeRexに期待することがあれば教えてください。
加藤様:
スタッフによって勤務時間が異なるため、メンバー単位で受付時間を設定できるようになるとさらに便利だと思います。現状でも十分に業務効率化できていますが、より柔軟な予約設定ができれば、さらに幅広い運用が可能になると感じています。
坂田様:
広告計測まわりでは、埋め込みページでの広告タグや連携設定がもう少し簡単に行えるようになると嬉しいと感じています。
特にMeta(Facebook)広告など、さまざまな計測タグを使う中で、よりスムーズに設定できると、マーケティング施策との連携もよりしやすくなると思います。
業務効率化だけでなく、マーケティングデータの活用にもTimeRexが欠かせない存在になっていますね。