経営に関するコンサルティングや企業の成長支援、インターネットの行動ログ分析といった事業を展開している「株式会社ヴァリューズ」。
TimeRexを導入してくださったのは2022年4月のこと。当時は一部の部署で10名程度の試運転からはじまり、約2年が経った現在では130名ほどいる社員の約8割、およそ100名が利用してくださっています。
社内で先駆けてTimeRexを導入されたデータマーケティング局アライアンスグループのゼネラルマネジャー・山本さま、同局マーケット開発グループのマネジャー・松前さまに、導入の理由やメリット、使い心地などを伺いました。
– もとはデータマーケティング局で導入していただいて、今は会社全体で使ってくださっていますよね。
山本さま
はい、2022年の導入当時は10名で構成された我々のチームだけで使い始めたのですが、すごく楽だったんです。
そこから「マーケコンサルとセールスのチームだけでも早く使おうよ!」ということで、セールスチームの全員が使うようになりました。
彼らは他部署と同席することも多いので、関連する部署でも使われるようになり、利用者がどんどん増えて、今では会社全体の8割、およそ100名ほどが使っています。
– TimeRexはどのようにお知りになったのでしょう?
松前さま
日程調整ツールはずいぶん前から導入を検討していて、最初に名指しで候補に上がったのがTimeRexだったんです。お客さんからもTimeRexのURLが送られてきたりして、みんな知っていましたね。
調べてみて、「あっ、『調整さん』を作ってる会社なんだ!」「リクルート発のサービスらしいよ」と社内でも話題になって、ちょっと話を聞いてみようかということになって、TimeRexの営業担当さんに連絡させていただきました。
– 導入の決め手は何だったんでしょう?
松前さま
決め手は4つありました。
まず1つ目は、やっぱり「機能面」。とくに、複数人が出席する会議の日程調整ができるかどうかがネックでした。
2つ目は「費用面」。他社のツールとも比較したのですが、TimeRexが最も安価で、かつ機能面も充実していて使い勝手も良かった。だから、あまり迷いませんでしたね。
3つ目は「使いやすさ」。とにかくわかりやすくて、直感的に使えるツールを求めていました。実際、TimeRexを初めて触る新卒社員たちも、チームごとに軽くレクチャーを受けただけで、その後は迷うことなく使ってくれています。
最後の4つ目は「デザイン性」。私たちの会社もSaaSを提供している身なので、社内からは「イケてる画面のツールがいい」という希望が上がっていました。視覚的にシンプルで、統一感があるデザインもよかったと思います。
– 現在の利用シーンについて教えて下さい。
松前さま
既存クライアントや新規クライアントを問わず、商談日などを決める際に広く活用しています。
私たちが属するデータマーケティング局だけでなく、インサイドセールスチームなどでもクライアントに電話してアポイントを設定する際、お客さまにメールでTimeRexのURLを送り、「こちらのカレンダーの中からご都合のよい日時をお選びください」とご連絡しています。
弊社の商談では、担当者のほかに、山本や僕のようなマネジャーが同席することが多く、お客様を含めて3人以上の会議となることも多いので、複数人の日程調整がスムーズにできる点がとてもありがたいですね!
– 商談以外にも利用のシーンはありますか?
山本さま
定例ミーティングの日程調整にも使っています。メンバーは、プロジェクトによってちがって、たとえばマーケティングコンサルタントやデータアナリストなど4〜5人のメンバーで構成されています。
定例ミーティングをする際は、彼らを招待したURLをひとつ作っておけば、何度でもそのURLを使えて便利ですね! あとは、採用面接で、応募者との面談の日程調整でもよく使っています。
– TimeRexを導入される前はどんな課題があったのでしょう?
山本さま
導入前は、複数人での日程調整がとにかく大変でした。
10〜15人いるセールスメンバーが、まず上長のカレンダーの空き状況をチェックし、自分のカレンダーの空き状況と照らし合わせて2〜3つの候補日を出します。上長の予定が埋まらないように日程を“仮押さえ”した上で、お客さまにそれらの候補日をメールで相談します。
お客さまから希望日の返事が来たら、上長に連絡してその日程を押さえ、仮押さえの日程はバラす…という工程が発生していました。短くても10分以上はかかる、めんどうな作業です。
さらに問題だったのは、私たちのスケジュールが各メンバーからの仮押さえでパンパンになってしまうことでした。予定が何週間も先まで仮押さえで埋まってしまい、ほかの商談に同席できないんです。
その結果、商談に入れるのが何週間も先になることがありました。せっかくお客さまが乗り気でも、そんなに時間が空いたら熱も冷めてしまい、他社に乗り換えられてしまいます。この機会損失を早く解消したいと考えていました。
– TimeRex導入後、社内ではどのくらい時間や工数が削減できたのでしょうか?
山本さま
まず、一気に日程が決まるようになったので、仮押さえなどの手間がなくなり、セールスメンバーの日程調整の労力が大きく減りました。10分以上かかっていた作業も1〜2分になりましたね。
松前さま
日程の打ち間違いやZoomのURLの発行忘れなどの人的ミスの不安もなくなりましたね。
私たちのように同席する側も、仮押さえの日程がなくなったので、スケジュールに余裕が出て、スピーディに商談に入れるようになりました。
山本さま
不確定要素である仮押さえがなくなったおかげで、一日の仕事の予定が立てやすくなり、自分の時間をマネジメントしやすくなりました。
– お客さまとの商談もスムーズになりましたか?
山本さま
ええ、お問い合わせをいただいてから初回の商談を行うまで、これまでは数週間かかることもありましたが、今は数日以内に実施できています。
リードタイムが大幅に短縮できたので、非常に大きなインパクトがありました。やっぱり、お客さまの気持ちがホットなうちにご案内できると手応えがちがいますよね。
また、翌日や翌々日などのように、ちょっと差し迫った日時であっても、お客さまの方でオンラインで空き時間を見て、気軽に商談を申し込んでくださるのもうれしいメリットです。
松前さま
うれしいといえば、1ヶ月前にメールでTimeRexのURLを送って、そのまま返信がなかったお客さまから、突然アポが入ることもあるんです。
メールに日程候補を記載して送るスタイルではこんなことはまずありませんが、オンライン予約を受け付けていると、過去に接点のあったお客さまからも商談の予約を入れていただけるんです。
機会損失が減っただけでなく、確実にチャンスが増えたことを実感しています!