Salesforce連携機能を大幅にアップデートしました。
これまでは日程調整完了時のリード情報の新規登録のみ対応していましたが、本リリースによって既存リードの上書きや取引先責任者の登録・上書きもできるようになりました。
また、リードや取引先責任者に紐づく新規行動の登録にも対応したため、打ち合わせの実施といった商談の進捗も自動で管理できます。
TimeRex側からデータ連携できる項目も増加し、各環境に合わせたカスタマイズをより柔軟にできるようになります。
日程調整時に取得するゲストの情報や状況をより綿密にSalesforce側へ連携できるようになったため、手動対応をさらに減らすことが可能となりました。
強化した内容
これまでも対応していたリードの新規登録に加え、以下のことができるようになりました。
- リードの上書き更新(上書きするかどうかを選択できます)
- 取引先責任者の新規登録や上書き更新(上書きするかどうかを選択できます)
- リード・取引先責任者に紐づく新規行動の登録
また、マッピング(旧:取得する情報の設定)において以下のような内容も追加しました。
あわせてマッピング画面を最適化しています。
- 日程調整カレンダー名・非公開日程調整カレンダー名
- 予定の日時
- Web会議URL
- 参加メンバー(Salesforce側の「所有者 ID」に連携されます)
- 「敬称」や「状況」など、Salesforce側で選択肢が決まっている項目
詳細はこちらをご参照ください。
強化されたSalesforce連携の活用例
取引先責任者情報を新規のみ登録・既存は更新せず、商談を新規行動として登録
Salesforce内の既存の取引先責任者情報が整えられており、ゲストの入力内容による表記揺れなどの懸念から上書きを行いたくないが、商談の予定を新規行動として登録したい場合、下記の設定で実現可能です。
連携するオブジェクト:取引先責任者
新規行動の登録:登録する
データの連携形式:上書きしない
メールアドレスで既存の取引先責任者情報の有無を検索します。
既存の取引先責任者情報がない場合は、マッピングで設定した内容にて新規に取引先責任者が作成され、それに紐づく行動が登録されます。
リード情報の新規登録・更新を行い、商談を新規行動として登録
ゲストが日程調整時に入力した内容でリード情報の新規登録もしくは既存リードの更新を行い、それに紐づく新規行動を登録したい場合、下記の設定で実現可能です。
連携するオブジェクト:リード
新規行動の登録:登録する
データの連携形式:上書きする
メールアドレスで既存のリード情報の有無を検索します。
既存のリード情報がない場合は、新規にリードが作成され、それに紐づく行動が登録されます。
新規登録・更新の内容はマッピングにて設定可能です。
ゲストがリード・取引先責任者のどちらにも既存レコードとして存在する可能性があるため、両方のオブジェクトを参照して行動を登録
ゲストによって既存レコードがリードに登録されている場合も取引先責任者に登録されている場合も混在しており、両方のオブジェクトを参照して該当するレコードを検索し、それに紐づく新規行動を登録したい場合、下記の設定で実現可能です。
連携するオブジェクト:リードと取引先責任者
メールアドレスで取引先責任者→リードの順で既存レコードを検索します。
既存レコードがない場合は新規にリードが作成され、それに紐づく行動が登録されます。
新規リード作成時の登録内容は一律です。
マッピングを行いたい場合は、連携するオブジェクトで「リード」もしくは「取引先責任者」を選択してください。
最後に
TimeRexでは今後もユーザーのみなさまの日程調整を効率化できるようにアップデートを進めてまいります。
機能面やデザイン面など、些細な点でもなにか気になることがございましたら、お気軽にお伝えいただければ幸いです。
今後とも、TimeRexをよろしくお願いいたします。