現在、政府が主導する働き方改革やIT化の流れを受け、あらゆる企業ではテレワークやWeb会議が注目されています。
テレワークやWeb会議を行う上で重要なのは、Web会議システム選びです。
Web会議システムには様々な特徴があるため、導入の際は慎重に検討する必要があります。
本記事では、テレワークやリモート面接で活躍するおすすめのWeb会議システム11選を解説します。
そもそもWeb会議システムとは?
Web会議システムとは、インターネットを介して遠隔で会議を行うシステムです。
インターネット回線があれば、遠隔地にいる相手とビデオ通話を行うことが可能です。
2020年以降に流行した新型コロナウイルス感染防止対策から急速に普及し、様々なシステムが提供されています。
各ツールの特徴を押さえて会議やセミナー、面接などの業務に合わせたWeb会議システムを選択する必要があります。
おすすめWeb会議システム11選
おすすめのWeb会議システムは、以下の通りです。
(1)Zoom
Zoomは、アメリカのサンフランシスコに本社を置く「Zoom Video Communications」が提供するWeb会議システムです。
Zoomの特徴は、以下の通りです。
- 最大1000人までビデオ通話参加可能
- 最長で30時間まで通話可能
- プライベート及びグループチャット
- WindowsやmacOS、iOSなどで使用可能
- バーチャル背景
料金:月額 0円〜2,200円
参考:Zoom
(2)Teams
Teamsとは、Microsoftが提供するWeb会議システムです。
Teamsの特徴は、以下の通りです。
- 最大10000人の大規模な会議が可能
- 画面共有
- ブレイクアウトセッションを作成できる
- WindowsやmacOS、iOSで使用できる
Teamsは、WordやExelとの連携可能で、共同編集も可能です。
料金:月額 0円〜6,200円
参考:Teams
(3)Skype Meet Now
Skype Meet Nowは、上記のTeamsと同じくMicrosoftが提供するWeb会議システムです。
Skype Meet Nowの特徴は、以下の通りです。
- ビデオチャット
- アカウント登録・インストール不要
- 完全無料
- ビデオ通話は最大50人参加可能
- 音声通話は100人参加可能
料金:無料
Skype Meet Nowは、無料で始めることができインストールも不要なため手軽に利用することができます。
(4)Google Chat (旧:ハングアウト)
Google Chat(旧:ハングアウト)はGoogleが提供する、Web会議システムです。
Google Chatはこれまでのハングアウトをビジネス向けにアップグレードさせたもので、ハングアウトは2022年3月にサービスが終了しました。
Google Chatの特徴は以下の通りです。
- 最大100人まで参加できるグループチャット
- 高いセキュリティ
- Googleのサービスと連携が容易
料金:月額 680円〜2,040円
Google Chatは企業での使用を想定しているため、データ損失防止機能や管理者を設定できるなどセキュリティ機能に特化しています。
参考:Google Chat
(5)Google Meet(ミーティング)
Google Meet(ミーティング)は、上記のGoogle Chatと同じくGoogleが提供する、ハングアウトの後継Web会議システムです。
Google Meetの特徴は、以下の通りです。
- 最大250人が参加可能なビデオ通話
- 高いセキュリティ
料金:月額 680円〜3,000円
上記のGoogle Chatがチャット機能に特化している一方で、Google Meetはビデオ通話機能に特化しています。
参考:Google Meet
(6)Slack
Slackは、アメリカのSlack Tecknologyが提供するWeb会議システムです。
Slackの特徴は、以下の通りです。
- ファイルの共有が容易
- 外部ツールとの連携
- ビデオ・音声通話中に画面共有が可能
- 最大15人で通話が可能
料金:月額 0円〜1,600円
また、GoogleカレンダーやGoogleドライブなどの外部サービスと連携しているため、タスクやスケジュールを一括で管理することができます。
参考:Slack
(7)Chatwork
Chatworkは、Chatwork株式会社が提供するWeb会議システムです。
Chatworkの特徴は、以下の通りです。
- 担当者と期限を定めてタスク管理が可能
- ファイル共有
- ビデオ・音声通話
料金:月額 0円〜800円
Chatworkは、チャット画面だけでファイル共有やタスク管理ができるため、シンプルな操作性で利用しやすいです。
参考:Chatwork
(8)V-CUBE
V-CUBEは、株式会社ブイキューブが提供するWeb会議システムです。
V-CUBEの特徴は、以下の通りです。
- 高画質、高音質なビデオ通話
- アンケート機能
- 録画機能
- マルチデバイスに対応
料金:月額 2,000円〜2,700円
V-CUBEは、セキュリティが高く、運用サポートも高いため企業での使用がおすすめです。
参考:V-CUBE
(9)Live On
Live Onは、ジャパンメディアシステム株式会社が提供するWeb会議システムです。
Live Onの特徴は以下の通りです。
- システム全てが国内産
- 高いセキュリティ
- 通話の音質が高い
- 高画質なビデオ通話で臨場感のある会議が開ける
料金:月額0円〜3,000円
Live Onは、音声や画質のクオリティが高く、操作性もシンプルで使いやすいWeb会議システムです。
参考:Live On
(10)BIZMEE
BIZMEEは、株式会社grabssが提供するWeb会議システムです。
BIZMEEの特徴は、以下の通りです。
- インストールが不要
- URLだけで会議に参加が可能
- 少人数利用を推奨している
- ホワイトボード機能
料金:無料
BIZMEEは、会議参加推奨人数が2〜4人と少人数に特化したWeb会議システムです。
参考:BIZMEE
(11)sMeeting
sMeetingは、ドコモ・システムズ株式会社が提供するWeb会議システムです。
sMeetingの特徴は、以下の通りです。
- シンプルな操作性
- マルチデバイスに対応
- 高いセキュリテイ
- 大人数の会議も可能
料金:2,000円〜
sMeetingは、マルチモバイルに対応しており、大人数の会議も可能なためリモート会議や在宅勤務での使用におすすめです。
参考:sMeeting
Web会議システムを導入して仕事の生産性を高めよう!
多様な働き方が求められる現在、在宅勤務やリモート会議が一般的になりました。
そのため、Web会議システムの職場への導入も進んでいます。
様々な種類があるWeb会議システムの中から、自社に適したシステムを選び出すことは業務の効率化につながります。
ぜひ、この記事を参考にご自分の働き方に適したWeb会議システムの導入を検討してみてはいかがでしょうか。