政府が推進する「働き方改革」やインターネットの普及も伴い、テレワークを導入する企業は増加傾向にあります。
テレワークを行う際は、パソコンなどのデバイスが必要不可欠となりますが、他にはどのようなものがあると快適に仕事を行えるのでしょうか?
そこで当記事ではテレワークの必需品、便利グッズを解説します。
専用グッズで快適なテレワークに
テレワークはオフィスまでの移動時間や費用がかからず、これまでできなかった業務を空いた時間で行えるようになるため、一日の作業効率が向上します。
しかし一方で、オンとオフの区切りが付けづらい、コミュニケーション不足に陥りやすい、運動不足につながるなど、様々なデメリットもあります。
テレワークを快適なものとするためにはどのような工夫が必要なのでしょうか?
専用グッズを揃えることで、ストレスの貯まりやすいテレワークも快適になります。
テレワークの必需品(周辺機器編)
ワイヤレス充電器
「スマートフォンを使って、web会議やテレビ会議をする機会が増えた」「テレワークにおいてスマートフォンの充電切れは絶対に避けなければいけない」という人は少なくないようです。
そんな人にはワイヤレス充電器がおすすめです。
有線コードの場合、デスクにある小物を手にするときに引っかかってしまったり、余計なスペースを取ってしまうため、用意するのであればワイヤレスがよいでしょう。
USBマットヒーター
テレワークを自宅で行なう場合、光熱費はなるべく抑えながら夏は涼しく、冬は暖かく過ごしたいものです。
USBマットヒーターがあればあたたかく、イスにはクッションとして使え、さらに足元マットとして使うこともできるため便利です。
USB充電器/電源アダプタ
テレワークの際、ノートパソコンやスマートフォンを充電する機会はオフィス勤務よりも増えます。
USB充電器や電源アダプタも必需品ですが、デスク周辺のスペースを取らないよう、なるべくコンパクトなものがおすすめです。
ワイヤレスマウス
パソコン作業に欠かせないのがマウスです。
有線マウスは限られたスペースを余計に使ってしまい、デスクに置かれた小物にひっかかってしまったりとおすすめできないため、選ぶのであればワイヤレスにした方がよいでしょう。
また、自分の手や握り方に合ったマウスを選ぶことで操作性が上がり、業務の生産性アップや疲労軽減の効果を見込めるため、価格だけではなく、実際に実物を触りながら選ぶようにしましょう。
ワイヤレスカメラ
テレワークの際、コミュニケーション手段としてよく開催されるのがweb会議です。
web会議ではクリアな映像を送るためにカメラが必需品となります。
パソコン内蔵カメラでも大きな問題はありませんが、映像の乱れや解像度の低さが不安な場合は外付けカメラを用意した方がよいでしょう。
またカメラも、有線コードではデスクが散らかってしまうので、ワイヤレスの方が快適です。
ワイヤレスイヤホン・ヘッドホン
テレワークの際のweb会議では、相手の声が聞き取りにくいことがあります。
何度も相手の話を遮り、聞き返していたのでは失礼にもなります。
web会議の際はイヤホンやヘッドホンを用意した方が、相手の声は聞き取りやすくなります。
またイヤホンやヘッドホンも、有線だとパソコン操作中の腕にひっかかり、ストレスを生む原因にもなるため、ワイヤレスがおすすめです。
さらに、自分の声を相手に届けやすくするために、マイク付きのワイヤレスイヤホンを選ぶとよりよいでしょう。
ワイヤレススピーカー
web会議のたびにイヤホンやヘッドホンを接続、装着するのが煩わしいという人もいます。
特に時間がないときの準備は大変で、ヘッドホンやマイクのコードが絡まってストレスが貯まるといったことも起こり得ます。
また、長時間のweb会議の場合、イヤホンやヘッドホンがワイヤレスであっても、装着しているだけで疲れるという人もいます。
そのような人はワイヤレススピーカーがおすすめです。
接続が簡単で、装着は不要のため、楽に快適なweb会議が実現できます。
テレワークの必需品(デスクまわり編)
カップウォーマー
寒い季節、テレワークで長時間の作業をしていると、冷めてしまって困るのが暖かい飲み物です。
いつまでも冷めない飲み物がデスクまわりにあるだけで、快適なテレワークを実現することができます。
USBにつなぐだけで簡単に設置できる卓上カップウォーマーもあり、中にはスマートフォンの充電器として使えるタイプのものもあるためおすすめです。
タンブラー
カップウォーマーとは逆に、テレワークの際に時間が経っても冷たいままで飲めるのがタンブラーです。
グラスに氷を入れるよりも長時間冷たい状態が続くため、テレワークも快適になります。
加湿器
エアコンが一年中稼働しているオフィスはもちろん、自宅でテレワークをしていても冬は空気が乾燥しがちになります。
空気の乾燥は風邪などの感染症にかかりやすくなるばかりでなく、女性は髪や肌などの美容面にも悪影響を及ぼしてしまいます。
そんなときに便利なのが加湿器で、テレワークの際は安価な卓上タイプもおすすめです。
デスク収納グッズ
自宅でテレワークを行なっていると、特にデスクまわりが散らかってしまいます。
モノや書類が散らかると、必要なものを探すために時間がかかってしまい、業務の効率化を低下させてしまいます。
例えばペンスタンドや、ブックエンド、コードクリップ、キャビネット、デスクサイドワゴン、ハンギンブボックスなどがあると、デスクまわりも整理整頓できます。
昇降デスク
自宅で行うテレワークにおいて、運動不足に悩む人は少なくありません。特に座りすぎは健康上、問題があります。
昇降デスクがあれば立った状態と座った状態を自由に切り替えられるため気分転換にもなり、定期的に立って仕事を行なうことで多少の運動不足も解消することができます。
ワーキングチェア
自宅でのテレワークは長時間のデスクワークとなります。
座り心地の悪いイスに一日中座っていると、肩こりや腰痛の原因になってしまう可能性もあります。
長時間座っていても快適に過ごせるワーキングチェアを用意することをおすすめします。
テレワークの必需品(その他)
ホットアイマスク
テレワークは、長時間パソコンのディスプレイを見続けることになるため、目の乾きや疲れ目を感じる人は少なくありません。
目の疲れをそのままにしておくと、肩こりや頭痛になってしまうこともあります。
このようなときにあると便利なのがホットアイマスクです。
蒸気が目と目元を暖かく包んでくれるので、目の疲れを軽減することができます。
クッション
テレワークでは、長時間イスに座りっぱなしになることが多いため、疲れから姿勢が悪くなってしまい、腰や骨盤を痛めてしまう人も多いようです。
このような不具合に悩む場合、クッションを使用することをおすすめします。
クッションには背もたれ付きのイスに合うタイプや座面用タイプ、骨盤サポートタイプの他、素材も低反発やゲルなど様々なタイプがあるため、自分に合ったクッションを選ぶようにしましょう。
長時間のテレワークもちょっとした工夫で快適になります
テレワークはオフィスまでの移動がないため、通勤時間が省ける、朝夕の満員電車を避けられる、コストを抑えられる、これまでできなかった業務に時間を割けられるといった様々なメリットがあります。
しかし、長時間自宅でテレワークを行っていると、デスク周辺が仕事で使用するモノで散らかったり、各種機器のコードが絡まったりと、部屋が乱れてしまいます。
また、座りっぱなしになることから運動不足に陥りやすく、肩こり、腰痛、目の疲れなどの原因になってしまうといったデメリットもあります。
このような際に、テレワークを快適にしてくれるのが様々な便利グッズです。
テレワークはちょっとした工夫で苦痛が快適になるので、ぜひ用意してみてはいかがでしょうか。