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webexとは?有料版にするメリットやzoomとの比較も考えよう

インターネットの普及や政府が推進する「働き方改革」に伴い、web会議を導入する企業は増加傾向にあります。

web会議用のツールはたくさんありますが、多くの企業より支持され、人気の一つにwebexが挙げられます。

そこで当記事では、webexを有料版にするメリットやzoomとの比較などを解説します。

Webexの特徴

画面レイアウトの自由度が高い

webexの画面レイアウトには「グリット」「重ねて表示」「並べて表示」「フルスクリーン」の4種類があります。

グリット

参加者映像を等分割に表示します。そのため、参加者それぞれが発言を行うような会議に適しています。

重ねて表示

発言者を大きく画面下に表示し、発言者映像の上に他の参加者映像がサムネイル状に等分割表示されます。ただし、参加者が3拠点以上の時に選択できます。

「重ねて表示」は発言者の表情をしっかり見たいといった、特定の人が多くの発言を行う会議に適しています。

並べて表示

発言者を左に大きく表示し、発言者映像の右に他の参加者映像がサムネイル状に等分割表示されます。ただし、参加者が3拠点以上の時に選択できます。

「並べて表示」も「重ねて表示」と同様に発言者の表情をしっかり見たいといった、特定の人が多くの発言を行う会議に適しており、どちらを選択するかは主催者の好みになります。

フルスクリーン

発言者のみが表示されます。そのため、特定の人だけが発言する研修やセミナー、資料を大きく表示させたいときに適しています。

アプリケーションの共有機能がある

webexには、アプリケーションの共有機能があります。

web会議中に資料を参加者同士で共有したときは、「デスクトップ共有」と「アプリケーション共有」を選択できます。

前者は自分のデスクトップ全体を共有し、後者は特定のアプリケーションだけを共有できます。

社外参加者とweb会議を行う際は、機密データやメール画面などをうっかり見せてしまうことがないように、会議資料だけを選択して共有できるので便利です。

主催者権限を渡せる

webexは、例えば主催者がweb会議に遅れている、または出席できないといった場合に、代わりの共同主催者がweb会議を開始、管理することができます。

共同主催者は、主催者の助手としてweb会議等の管理を手伝うことができるため、大規模な会議の際にとても役に立ちます。

主催者がweb会議に参加していない場合、本来の主催者が参加するまで、共同主催者が主催者の役割を担うことができます。

なお、共同主催者は主催者の役割と同様の権限を持ち、ミーティングやウェビナーの開始、管理をサポートできます。

録画・録音ができる

ミーティングやウェビナーに出席できない人や、何が話し合われたのか見直したり、聞き直したい人のために、webexはミーティングやウェビナーを録画・録音することができます。

なお、録画や録音データは、クラウドやコンピュータに保存することができます。

アンケート機能がある

ミーティングやウェビナーを開催した際、主催者はイベント効果の理解が大切になります。

webexでは、イベントに合わせて異なるアンケートを作成することができます。

アンケートを作成する際には、記述式、複数回答、単一回答の質問や画像も追加でき、さらにそのアンケートを今後も利用するために、テンプレートとして保存することも可能です。

高画質・高音質

高画質でミーティングを行ないたい場合、zoomよりwebexの方がおすすめです。

zoomではHDの利用はすべてのユーザーが利用できるわけではありませんが、webexは高画質モードがあり、HD画質での通話を行うことができます。

また、音質も、zoomよりwebexの方が音声設定の機能が多いためおすすめです。

なお、webexには次の3つのスマート音声機能が備わっています。

・ノイズ除去:キーボードを打つ音など、周囲の雑音を除去

・自分の声に最適化:周囲に人がいる場合、他人の声が入り込みにくいよう最適化

・ミュージックモード:マイクに入力された元の音声を保持してくれるので、音楽レッスンにおすすめ。

Webexの無料版と有料版を比較

Webexの料金

webexには無料版と有料版があり、有料版はさらに「スターター」「プラス」「ビジネス」に分かれます。

有料版の価格は、ホスト1名につき月額が、

スターター…1,490円

プラス…1,980円

ビジネス…2,980円(5名以上の主催者ライセンスの登録が必要)

となっています。

Webexの有料版は何が違うのか

無料版と3種類ある有料版の違いは、以下のようになっています。

【グループ会議可能時間】

・無料版…50分まで

・スターター…24時間で回数無制限

・プラス…24時間で回数無制限

・ビジネス…24時間で回数無制限

【1つの会議に参加可能な人数】

・無料版…100人まで

・スターター…100人まで

・プラス…100人まで

・ビジネス…200人まで

【録画データクラウド保存】

・無料版…不可

・スターター…可

・プラス…可

・ビジネス…可

【クラウドストレージ】

・無料版…なし

・スターター…5GB

・プラス…5GB

・ビジネス…10GB

【画面共有】

・無料版…可

・スターター…可

・プラス…可

・ビジネス…可

【リモートコントロール】

・無料版…可

・スターター…可

・プラス…可

・ビジネス…可

【バーチャル背景】

・無料版…可

・スターター…可

・プラス…可

・ビジネス…可

Webexとzoomの違い

グループ会議可能時間

webexは無料プランの場合は、50分まで使用可能となっています。また、有料プランの場合は、最大24時間使用することができます。

一方、zoomは無料プランの場合は、40分まで使用可能となっています。また、有料プランの場合は、最大30時間使用することができます。

ブレイクアウトルーム

ブレイクアウトルームとは、開催しているミーティングにおいて、参加者を少人数のグループに分けてミーティングできる機能です。

例えば主催者が参加者を任意の数で割り当てグルーピングし、それぞれの小グループでディスカッションしたい場合に、このブレイクアウトルームを使用します。

ブレイクアウトルームの機能はwebexにはありませんが、zoomにはあります。

なお、zoomのブレイクアウトルームは最大50個までグループを作ることができます。

アンケート機能

主催者にとってイベント後のアンケートは、主催者がイベントの効果を理解する上で役に立ちます。

webexにはアンケート機能があり、イベントに合わせて最適なアンケートを作成することができますが、zoomにはアンケート機能がありません。

その他のweb会議ツール

以下がその他のweb会議ツールですが、無料版の特徴をまとめました。

Microsoft teams

Microsoft teamsとは、企業内のグループチャットツールとして発展してきたアプリケーションです。

旧Office365がリニューアルされ、Microsoft 365になった今も変わらずサブスクリプションサービスとして提供されています。

【利用可能人数】

最大100名

【画面共有機能】

あり

【チャット機能】

あり

【録画機能】

なし

【ブラウザ起動】

Skype

Skypeはインターネットを通じてパソコンやスマートフォンなどを接続し、音声通話やテレビ電話、文字によるチャットを手軽に行うことができるツールです。

【利用可能人数】

最大100名

【画面共有機能】

あり

【チャット機能】

あり

【録画機能】

あり

【ブラウザ起動】

Google meet

Google meetとは、Googleのアカウントさえあれば、100人まで参加できるweb会議を作成して、最長60分間の会議を開催することができるツールです。

【利用可能人数】

最大100名

【画面共有機能】

あり

【チャット機能】

あり

【録画機能】

なし

【ブラウザ起動】

大規模のweb会議ならwebexがおすすめです

web会議を導入する企業は増加傾向にあるため、web会議用ツールも様々なものがリリースされています。

特徴を比較し、自社のニーズに合ったツールを選ぶとともに、まずは無料版で試してみることをおすすめします。

なお、webexは100を超える国で使用されており、多言語にも対応していることが特徴のため、海外に拠点のある大企業などには適したツールといえるでしょう。

また、世界中で多くの支持を獲得しているのは高品質で多機能だからであり、大人数での会議でも画質や音質が低下せず、利用しやすいことも特徴です。

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