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web面接でパソコンがない場合の対処法は?スマホやタブレットはOK?

インターネットの普及やテレワークの浸透により、web面接を導入する企業が増え続けています。

web面接は移動時間やコストがかからずどこからでも受けることができますが、パソコンがない場合はどのようにして受けるべきなのでしょうか?

当記事ではweb面接でパソコンがない場合の対処法や注意点について解説します。

web面接はパソコンでなければならない?

スマホやタブレットでもOK

web面接の参加について、多くの企業では「パソコンで受けてください」といった特別な条件は設けていません。

これは応募者ばかりでなく、面接官に対しても同じで、企業側の面接官もスマホから参加する人もいます。

では、スマホやタブレットでweb面接を受ける際のメリットやデメリットには、どのようなことが挙げられるでしょうか?

メリット

web面接をスマホやタブレットで受けるメリットは、特別あるわけではありません。

しかし、安いパソコンでもいざ購入しようとすると、2〜3万円はかかります。

何度もあるわけではないweb面接だけのために、わざわざパソコンを購入するより、スマホやタブレットで参加できれば、余計な出費を抑えることができます。

デメリット

画面が小さいので面接官の表情がわかりづらい

パソコンやタブレットに比べると、スマホの画面は小さいので、映し出される面接官も小さくなってしまい、表情もわかりづらくなってしまいます。

相手の表情が読み取れないというのは、面接で自分が話していることについてどのように聞いてもらえているかもわからないため、話しづらくなってしまいます。

面接が1対1であれば、まだ表情も読み取れる可能性もありますが、2対1や3対1といった面接の場合はスマホ画面も2分割、3分割となるため、より表情の読み取りが困難になります。

スマホやタブレットでの参加には注意点が多い

スマホやタブレットでのweb面接参加はパソコンに比べ、機器や通信環境において注意点が多いことがデメリットです。

対応に問題があると、面接でのミスや失敗も招いてしまう恐れがあるため注意しましょう。

カメラは備え付けのものでOK

web面接をパソコンで受ける場合、カメラを内蔵していないタイプであれば外付けのwebカメラが必要になりますが、スマホやタブレットにはカメラが付いているので、基本的には備え付けのものでOKです。

ただし、スマホの場合は特にカメラの揺れには気をつけましょう。

手でスマホを持ったまま面接を受けるとカメラが揺れてしまいます。面接後半ともなると手が疲れ、余計に揺れも大きくなり、質問の回答に集中できなくなってしまいます。

スマホやタブレットでweb面接を受ける際は、カメラが揺れないよう安定した場所に設置するようにしましょう。

スマホやタブレットでweb面接を行う際に気をつけること

通信環境を整える

web面接をスマホやタブレットで受ける場合、最も重要なことは通信環境を整えるということです。

もし、現在の通信環境に少しでも不安を感じる場合は、事前にしっかりとした対策を取るようにしましょう。

固定回線が引いてあり、ルーターからのWi-Fiを使用するのが最もおすすめですが、通信回線が安定していればスマホやタブレットの4G回線を使用しても問題はないでしょう。

ただし、通信速度の制限がかかったり、時間帯によって電波状況が不安定であり、不具合を日頃から感じるようであれば、早めに対策を打つ必要があります。

web面接に向け、応急処置として準備するのであれば、ポケットWi-Fiを契約するのもおすすめといえます。

ポケットWi-Fiは契約すればすぐに使用することができ、サービスによっては1日のみのレンタル利用も可能なものもあります。

ただし、価格の安さばかりを気にしすぎてしまい、通信速度や安定感に難があれば本末転倒となってしまうため、ポケットWi-Fiは品質重視で選ぶようにしましょう。

アプリをインストールしておく

web面接をスマホやタブレットで受ける場合は、応募企業側が指定するweb面接用のツールを事前にインストールし、アカウント登録を行っておくことが重要です。

使用するツールによってインストールの手順や、実際利用する際の操作も異なるので、面接前に必ず一度は操作し、大まかな使い方はマスターしておいた方がよいでしょう。

「web面接もweb会議も何度も経験しているから大丈夫。だから面接直前に準備しておけばいいだろう」と油断をしていると、思わぬトラブルが起きてしまったり、予想外に登録に時間がかかってしまい、ログインはできたものの、面接官の顔が映らない、声が聞こえないといったことも起こり得るため、必ず余裕を持って準備するようにしましょう。

面接前に慌てた様子が面接官に伝わってしまうと心象も悪くなり、マイナス評価にもつながってしまう恐れもあるため、注意しましょう。

カメラのポジション

web面接の際、スマホやタブレットを手持ちで受けると画面が揺れて安定せず、面接官に良い印象を与えることができません。

web面接は、家族や友人とのテレビ電話ではないため、スマホやタブレットは必ず定位置に固定させましょう。

web面接を受ける人が増加傾向にあるため、デスクなどにしっかりと固定できるスタンドやホルダーが家電量販店やネットショップでも安く購入できるようになり、質は多少落ちますが100円ショップでも簡単に手に入るため、用意することをおすすめします。

また、web面接までに時間がなくスタンドやホルダーを入手することができない人は、自宅にあるもので工夫してスマホやタブレットを固定するようにしましょう。

カメラのポジションによっては上目遣いになってしまったり、上から目線になってしまったりすることもあり、これでは面接官に悪い印象を持たれかねないため、カメラは必ず自分の目線の高さに合わせて固定するようにしましょう。

ただし、面接直前にカメラを固定させることはNGです。カメラを固定する際はカメラに映った自分をきちんとチェックする必要があるからです。

背後には余計なものが映っていないか、顔の見え方や光や照明の明るさはどうかなど、面接官に明るくきれいに見える場所にカメラを固定するとよいでしょう。

充電はあるか

web面接をスマホやタブレットで受ける際は、必ず充電があるかどうかを確認するようにしましょう。

web面接中は、スマホやタブレットは常に通信を行っているため処理能力が要求されます。

しかし、スマホやタブレットの処理能力には限界があるため、少しでも余裕を持たせ通信を安定させるために、不必要なアプリに処理能力を使わせないようにする必要があります。

同時にスマホやタブレットの充電や通信量も大きく消費してしまいます。

充電切れや通信の制限によってweb面接が中断されてしまうと、採用担当者や面接官など、複数の人たちに悪い印象を与えてしまうことにもなります。

Wi-Fiを使用できる環境を整え、さらにコンセントやポータブル充電器に接続した状態でweb面接にのぞむと安心して面接に集中することができます。

そのうえで、Wi-Fiや充電器に不具合があったときの対策として、使用しないアプリは閉じて、充電や通信量の節約を行ないましょう。

また、コンセントやポータブル充電器を机上に置く際は、コードが何かと触れて接続が外れないように注意することも大切です。

web面接をスマホかタブレットで受ける際は、必ず事前にリハーサルしましょう

web面接をスマホかタブレットで受ける場合、通信環境や機器の充電、通信量などから、パソコンで受けるよりも不具合が生じやすいといった傾向があります。

また、背景に余計なものが映っていないか、明るさは適当か、目線の位置は妥当かなど、確認しなければいけないことがたくさんあるため、必ず事前にリハーサルを行い、万全の状態で面接にのぞむようにしましょう。

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