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中途採用面接の流れやよく聞かれる質問の回答例を公開

面接での質問はある程度同じ内容で決まった流れなので、中途採用面接を新卒採用面接と同じものだと思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実は中途採用面接では新卒採用面接とは異なった質問をされる場合があり、事前によく聞かれる質問をチェックして準備しておくことが重要です。

本記事では中途採用面接の際に押さえておきたい基本の流れと質問、回答例をご紹介します。

面接前にあらかじめ回答をイメージしておくことで、自信をもって本番に挑めるようになるので、これから中途採用の面接を控えている方はぜひ最後までお読みください。

中途採用面接の流れ

中途採用面接の質問の流れは大きく以下の5つに分けられます。

多くの企業において以下の流れに沿って面接がすすめられるので、ぜひ覚えておいてください。

経歴紹介→転職理由→志望動機→活かせる経験・スキル→逆質問

以下では各シーンにおいてよく聞かれる質問と回答例を解説していきます。

経歴紹介

経歴紹介で面接官が知りたいのは主に応募者のコミュニケーション能力や人柄、トークスキルなどで、第一印象が決まる重要なポイントでもあります。

しかし長くなりすぎるのは避けて、長くても3分程度で終えるようにしたいところです。

なぜなら面接官が本当に知りたいのは志望理由や活かせるスキルであることが大きいからです。

また、経歴紹介はあとの質問にもつながる内容になるので、入念に内容を練っておきましょう。

ここで場の空気をつかんでおくと後々リラックスして面接をすすめていけるので、何度もイメージして自分なりの経歴紹介をあらかじめ用意しておくことがおすすめです。

<質問例>

Q. これまでの経歴や実績を教えてください。

<回答例>

A. 本日は面接の機会をいただき、誠にありがとうございます。◯◯と申します。

これまで株式会社□□にて、営業職として新卒から3年間携わってきました。

主に新規開拓を担当し、徹底したヒアリングをもとに実績を伸ばした結果、新卒入社約100人から1人が選ばれる新人社員賞を受賞しました。

その後も毎年、前年比をクリアする営業実績をキープしております。

転職の理由といたしましては、商品企画へのキャリアチェンジですが、営業職で培った経験を活かしていきたいと考えております。本日はどうぞ宜しくお願いいたします。

転職理由

転職理由では面接官は主に、同じ理由で転職されないか、自社と相性はいいかなどを確認したいと予測されます。

そのためネガティブな理由ばかり述べるのではなく、前向きな結論に着地できるような展開で話の流れを組みましょう。

<質問例>

Q. 以前の会社を退職した理由を教えてください。

<回答例>

A. 商品企画への1キャリアチェンジを希望するためです。

以前の会社では営業職として従事してきましたが、クライアントに自社商品をプレゼンするうちに、商品企画に携わりたいという思いが強くなりました。

営業職もやりがいのある仕事でしたが、培った経験を活かしつつ、よりスキルアップしていきたく転職するに至りました。

志望動機

志望動機では主に、自社に対する本気度や、自社について十分知ったうえで面接にきているか、などが面接官の確認ポイントになります。

そのため、転職理由と志望動機とのマッチングする点や、応募先の会社でないといけない理由ついて話すと好印象を与えられます。

<質問例>

Q. 志望動機を教えてください。

<回答例>

A. 御社は◯◯に特化した商品開発に取り組まれていらっしゃいます。

昨年発売された□□は、クオリティの高さから発売直後から完売する店舗が続出し、業界にも大きな影響を与えました。

前職の営業で培ったヒアリング力や消費者視点を活かして、御社の商品開発に携わり、業界への影響力や世間の認知度、売上をますます向上していきたいと思い応募させていただきました。

活かせる経験・スキル

活かせる経験やスキルは、いわゆる自分の強みを語る自己PRにあたる部分です。

そのため面接官に対して、自社で活躍できそうなイメージをもってもらえるようなアピールをすることが重要になります。

<質問例>

Q. 弊社で活かせる経験・スキルがあれば教えてください。

<回答例>

A. 私の強みは常にクライアント目線に立って物事を考えることです。営業する際には、クライアントとのコミュニケーションを工夫して、徹底したヒアリングから潜在ニーズをくみ取ることに意識して取り組みました。

結果、クライアント目線に立って提案することができ、受注につながったという経験があります。

そのため御社でも前職で培ったヒアリング力とクライアント目線を活かして、消費者にインパクトを与える商品を企画していきたいと考えております。

逆質問

面接官が逆質問をするのは、入社意思の強さと、自社で働くイメージがもてているかを確認したいという理由があるからと予測されます。

また、ここで福利厚生や待遇面についてばかり質問するのはやめておきましょう。

転職先の会社を条件面で選んでいると誤解されかねません。

そのため何かしらの質問ができるように、何パターンか事前に用意しておきましょう。

<質問例>

Q. 最後に、何か弊社に対して聞いておきたいことはありますか? 

<回答例>

A. 入社後の研修や担当する業務はどのようなものになりますか?

A. チーム内のメンバーにはどのようなキャリアの人が多いですか?

A. 今後力を入れていこうと考えている領域があれば教えていただけますか?

A. 業界全体が◯◯化に向かっていますが、御社ではどのように対応していく予定ですか?

その他中途採用面接でよくある質問と回答例

最後に、上記でご紹介した中途採用面接での基本的な質問以外に、よくある質問と回答例もあわせて解説していきます。

残業や出張について

<質問例>

Q. 残業や出張はある程度許容できますか?

<回答例>

A. 前職でも月◯時間程度は残業していたので、忙しい時期など業務量が増えて残業になることがあるとは想定しております。

ただ、あまりにも残業が続くようであれば普段から効率的に業務を行えるようなフローを工夫していきたいと考えております。

出張については事前に相談させていただければ、基本的に国内、海外問わず可能です。

時事問題について

<質問例>

Q. 最近のニュースで気になったものはありますか?またそれについてどう思いますか?

<回答例>

A. 御社の同業他社である、◯◯株式会社が先月□□を発売したというニュースです。

商品の魅力だけでなく、SNSを駆使した宣伝効果もあって発売当初から話題になっていました。

近年はSNSでの宣伝効果が注目されているので、商品を企画するだけでなく、マーケティング視点ももちつつ行っていきたいと感じております。

転職活動について

<質問例>

Q. 弊社以外にも選考を受けている企業がありますか?

<回答例>

A. 御社以外にも受けさせていただいている企業はありますが、御社が第一希望です。

御社から内定をいただいた際は、優先して入社したいと思っております。

中途採用面接では回答を準備しておくことが重要

本記事では、中途採用面接の流れとよく聞かれる質問、回答例についてご紹介しました。

基本的な質問について、事前に回答を準備しておくことで、本来のリラックスした状態で面接に挑めるようになります。

ぜひ今回ご紹介した内容を参考に、面接準備を行ってください。

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