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リモート面接の流れは?注意点やコツ、ツールの使い方について解説

リモートで面接を受ける男性

コロナ禍によりリモートワークが普及したのと同様に、面接もリモート化がすすんでいます。

これまでは対面で行うことが前提だった面接が、リモートでできるようになったことで採用活動、就職活動の幅が広がりました。

一方で、リモート面接をまだ受けたことがない方も多いのではないでしょうか。

実はリモート面接には対面での面接とは異なる注意点やコツがあり、ツールの準備も必要です。

本記事では、リモート面接の流れと注意点やコツ、ツールの使い方について解説していきます。

リモート面接とは?

リモート面接とは、zoomやTeamsなどのWeb会議ツールを使用し、PCやスマートフォンなどのデバイスを介して行う面接です。

コロナウイルスの蔓延により対面での会話や移動が難しくなった昨今では、多くの企業でリモート面接が取り入れられています。

リモート面接の流れ

次にリモート面接の実際の流れについて、具体的に解説していきます。

待機

リモート面接の待機とは、デバイスの電源を入れてから指定されたURLにアクセスしてログイン(入室)するまでの時間を指します。

充電の残量や映像、音声などをチェックするためにも、面接の30分前にはデバイスの電源を入れておきましょう。

待機中にチェックするべきポイントは以下の通りです。

充電の残量

充電の残量が少ない場合は、充電器を接続しておきましょう。

ネット環境

念のためネットの接続状況もチェックしてください。

もしネット環境が不安定で指定されたURLに接続できない場合は、速やかに面接担当者に連絡し、対応方法を確認しましょう。

映像

画面にうつる自分の姿をチェックしましょう。

髪型や服装の清潔感はもちろん、リモート面接では目線の高さにも要注意です。

上から見下ろすような視線にならないようにカメラの位置を調整してください。

また画面にうつる面接担当者を見てしまうと相手から目線が下がってしまうため、目線を合わせるためにデバイスのカメラ部分を見ながら話すよう意識しましょう。

部屋への入室

リモート面接での入室は、指定されたURLにアクセスしてログインすることを指します。

一度ログインしてしまうと面接担当者に通知が届く場合もあるので、あまり早い時間からログインしっぱなしにせず、面接の5分前くらいにログインするようにしてください。

ただし面接担当者から、時間ちょうどにや、10分前になどの指示がある場合は、それぞれ従いましょう。

面接担当者が先に部屋へ入室していた場合は、まず挨拶をしてください。

対面での面接のように立ち上がる必要はないですが、自分の名前と、面接の機会を設けてもらったことに対する感謝の気持ちを述べましょう。

お辞儀をする際は頭を45度くらい下げ、目線も同様に下げるようにし、丁寧に行ってください。

もし自分の方が先に入室した場合でも、姿勢を正し、いつ面接が開始されても大丈夫なよう気を張っておくことがおすすめです。

逆質問への対応

逆質問とは面接を受けている自分から、面接担当者に向けて質問することを指します。

一般的に、面接の最後に「何か質問はありますか?」と面接担当者から質問する機会を与えられることが多いです。

積極性のある的確な逆質問は入社への意欲を感じさせることができ、もし面接があまり盛り上がらず手応えを感じることができなかった場合にも挽回するチャンスとして逆質問は有効です。

特にリモート面接で逆質問におすすめの項目は以下の通りです。

・働き方
・社風
・入社後のフォロー体制
・出社とリモートの比率
・管理職の年齢分布
・人事評価制度
・人材育成制度

対面での面接はオフィスで行われることが多いため、面接を受けに行くことでオフィス内の環境や雰囲気を感じられます。

一方リモート面接では画面上でのやり取りだけで行われるため、対面での面接と比較すると得られる情報が少なくなる傾向があります。

そのため、働き方や社風など、実際オフィスをみてみないと分からない内容については、自分から質問できるよう準備しておくことがおすすめです。

またリモート面接で採用されて、リモートワークで働く場合は、研修など入社したあとのフォローについても質問しましょう。

退室

面接が終了したら、お礼を言って退出しましょう。

面接担当者が先に退室する場合もあれば、先に自分が退室するよう促される場合もあるので、状況にあわせて対応してください。

リモート面接の注意点

リモート面接には、いくつか注意すべきポイントがあります。

カンペはOK?

カンペは、回答に迷った際にちらっと見るのはOKですが、読みながら話すのはNGです。

なぜならカンペを読むと視線が下がってしまい、相手に悪い印象を与えかねないからです。

不安な場合は、履歴書や職務経歴書などを用意しておく程度にしましょう。

対面での面接ではカンペは使用しないのと同様に、リモート面接においても質問されたことに対してその場で考えて回答するよう心がけてください。

音声や映像のチェック

リモート面接では、入室する前に自分の声ハウリングしていないか、映像はクリアで表情がよくわかるかなど、音声や映像のチェックをしておきましょう

会話はPCの内臓マイクではなく、マイク機能付きのイヤホンやヘッドフォンを使用することがおすすめです。

外部の音を遮断し、面接担当者の声が聞こえやすくなるためです。

ただし大きすぎるものや華美なものは控え、素朴なデザインのものを使用しましょう。

また、表情がよくわかるよう、部屋を適切な明るさに調整してください。

日中で明るさが十分な場合でも、逆光で顔が暗くうつってしまうこともあるので、必ず事前にチェックしてください。

夕方や夜間に部屋が暗くなってしまう場合は照明をつけて対応しますが、それでも暗い場合はデスクライトなどを顔にあてて、十分な明るさを確保して面接に挑みましょう。

背景画像の設定

リモート面接では背景にも注意しておきましょう。

受け取り側にとっては画面にうつっている情報が全てなので、背景が汚かったり生活感が出ていたりするとマイナスな印象になる可能性があるからです。

背景は壁やカーテンなどが最適です。

難しい場合はカメラにうつる範囲を事前に確認し、ぬぎっぱなしの衣類や、食べたあとの食器、寝具など生活感があるものは画面にうつらない場所に移動させましょう。

ツールによっては背景をぼかせる機能やバーチャル背景を設定できる機能もあるので、背景を整える時間がない場合は活用も検討してください。

リモート面接で良く使われるツール

リモート面接で使われるWeb会議ツールは面接を受ける企業から指定されることがほとんどです。

使ったことのないツールであれば、面接前にテストをして、使用方法を確認しておきましょう。

また過去に使ったことのあるツールである場合、プロフィール画像やユーザーネーム、個人情報などを面接に適したものに変更しておくことが必要です。

以下ではリモート面接で良く使われるツール(zoom/Teams)について解説します。

zoom

zoomはアメリカのzoomビデオコミュニケーションズ社が提供するWeb会議ツールです。

PCからの使用ではアプリのインストールやアカウント作成などの作業が不要で、URLにアクセスするか専用に発行されたIDを入力するだけで誰でも簡単にWeb会議に参加できます。

ただし、PC以外のスマートフォンやタブレットなどのデバイスからのアクセスでは、アプリのインストールが必要です。

zoomでは企業側から発行されたURLにアクセスするだけで、リモート面接に入室できます。

もしURLではなくIDを送付された場合は、zoomの公式HPに出てくる「ミーティングに参加する」をクリックしてIDを入力し、入室しましょう。

面接用のURLやIDに関しては、一般的に企業側が設定してくれるので、共有されたURLやIDを用いて参加してください。

Teams

Teamsは、WordやExcelなどOffice製品の開発で知られているアメリカのMicrosoft社が提供するコミュニケーションツールです。

他のOfficeアプリとも情報の連携ができる点やセキュリティに優れている点において、多くの企業で導入されています。

Teamsはチャットや資料共有、Web会議など基本的な機能はすべて無料で、どのような端末でもアカウントなどの登録作業が不要で気軽に使用することが可能です。

企業から送られてきたURLにアクセスして自分の名前を入力し、入室を許可されるまで待機しましょう。

面接担当者に入室を許可されたら、入室して面接を開始します。

準備万全でリモート面接に挑みましょう

いまやリモート面接は面接のひとつの方法として定番化しており、移動時間が不要で自宅で気軽に受けられる方法として今後もより普及していくことが見込まれます。

一方、対面ではないからこそリモート面接では注意すべきポイントがあります。

入社を希望する企業にリモート面接を指定された際に慌てないためにも、今から準備をしておきましょう。

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