近年オンラインコンテンツの普及などから、録画面接を導入する企業が増えつつあります。
録画面接は、採用過程のリードタイムを削減して人物本位の採用を可能にし、企業側にとって費用対効果が高い採用活動の1つです。
インタビューメーカーは、オンライン面接に特化した採用・管理ツールで、導入実績も2,700社を突破しています。
本記事では、インタビューメーカーや、インタビューメーカーによる録画面接の効果や実際の流れ、活用事例を解説します。
そもそもインタビューメーカーとは?
インタビューメーカーとは、株式会社スタジアムが提供しているオンライン面接特化型のスタッフ採用活動・管理ツールです。
録画面接やグループWeb面接、遠隔での説明会など、面接採用環境のオンライン化をサポートしてくれます。
製造業やサービス業、地方自治体など2,700社以上の導入実績があり、専任スタッフのサポート体制にも定評があります。
インタビューメーカーにおける録画面接とは?
インタビューメーカーにおける録画面接とは、企業側があらかじめ用意した質問に対して、応募者が回答する様子を録画する面接方式です。
テキスト入力とPCやスマートフォンで面接の様子を撮影し、録画記録をあとから見返すことで面接を行えます。
書類選考と比べて、顔の表情や身振り手振りなどの視覚的に応募者の情報が得られ、短時間でより正確な選別をおこなうことができます。
インタビューメーカーによる録画面接で期待できる効果
インタビューメーカーによる録画面接をおこなう企業側には様々なメリットが期待できます。
採用工数の削減
録画面接を導入することで、採用工数を減らすことができます。
面接では、設問設定や応募書類のやり取り、履歴書や評価シートなどの書類の生成、応募者の管理などが必要です。
そんな面接前〜採用までのプロセスをインタビューメーカーによって一元化することで、採用にかかる工数を削減できます。
日程調整や人事面談が不要
対面式の面接の場合、面接場所の確保や面接官と応募者との日程調整が欠かせません。
しかし、録画面接であれば時間や場所の制約がないため、採用完了までの日数を減らせます。
また、人事面談でおこなわれる企業説明や、応募者の人柄や適性などの絞り込み作業を録画データで対応できます。
人物本位の採用
録画面接だと、書類選考では分かりにくい人物像を確認できるので、人物本位の採用が可能です。
履歴書などの書類とともに質問に回答する動画を提出してもらうことで、身振り手振りや表情など書類だけでは分からないパーソナリティな部分を見極められます。
そのため、人物本位での採用を行えるだけでなく採用業務がスムーズに進むのです。
インタビューメーカーによる録画面接の流れ
インタビューメーカーを導入して録画面接を実施する際の、質問の設定から選考までを説明します。
質問の設定
面接で応募者に質問するための志望動機や簡単な自己紹介、自己PR などの項目を設定します。
応募者側の回答方法もテキスト回答やボタン回答、動画回答と選ぶことが可能です。
設問内容として、履歴書では見られない人柄や熱意などパーソナルな部分を用意しておくと、応募者の労働力としてのポテンシャルを見極めることができます。
応募者が回答する
質問を設定したら、応募者に送信して回答してもらいます。
応募者は、もらった質問にテキストで回答したり動画撮影での回答も可能です。
録画なので、応募者はいつでもどこでも回答できます。
動画から選考開始
応募者から返信された回答データを確認して、選考を始めます。
動画データでチェックできるため、場所を選ばずいつでも何度でも面接を見直すことができます。
また、面接官同士で回答データを共有できるので、採用会議や打ち合わせをすることなくスピーディに選考作業を進められるのです。
インタビューメーカーによる録画面接の活用事例
インタビューメーカーによる録画面接は、応募者の対象によって様々な活用事例が考えられます。
新卒採用の場合
録画面接では、書面では分からない人柄を確認することができます。
動く書類選考として、話し方や表情、熱意などを動画で見極めるのは、選考精度を上げることにつながって採用後のミスマッチを防止できるのです。
また、対面式の面接だと応募者への負担が大きい遠方の場合でも、録画面接であればアプローチできます。
中途採用の場合
中途採用の場合、応募者のキャリアを書面ではなく録画動画によって確認することで、過去のキャリアといったコアな部分を詳細に確かめられます。
社会人として未経験な応募者が多い新卒採用以上に、中途採用は働く環境に対しての判断基準が確立しています。
採用後のミスマッチが起きる可能性があるため、動画での面接によって見極めることが重要になります。
アルバイト・パートの場合
アルバイトやパートの面接は、採用が必要な現場において責任者が直接面接することが多いです。
責任者が多忙で面接の時間を確保できない場合もあります。
一方で、録画面接を活用すれば、採用担当者はあとから応募者の情報をチェックすることが可能です。
責任者は、日々の業務の合間に面接動画を確認することで採用選考を無駄なくスピーディーに進めることができます。
採用効率を高めるインタビューメーカーの他サービス
インタビューメーカーには採用効率を高めるために、録画面接以外にも様々な機能を有しています。
Web面接
Web面接とは録画面接と異なり、遠隔によるリアルタイム面接ができる機能です。
従来の対面式の面接より、移動や日程調整などのロスを減らして採用までのリードタイムを短縮することができます。
たとえば、Web面接で使える機能として以下の例があげられます。
- 1対1面接やグループ面接
- 面接時の自動録画
- 面接時の閲覧資料の共有
- 面接前の動作環境チェック
- チャット機能
- 評価シートの生成
Web説明会
Web説明会では、会場の手配や資料の準備、会議当日の案内・対応、事後処理などの時間とコストがかかる煩雑な作業を削減できます。
最大1,000名が参加でき、リアルタイムで映像や資料の配信、Web説明会の自動録画、参加者の質問投稿機能、参加者のリスト出力などができます。
その他にもカメラとデジタル資料を準備すればすぐWeb説明会を開催できる、といった機能を利用することが可能です。
採用管理機能
面接を実施するにあたって、煩雑になりがちなスケジュールの管理や応募者自身のデータを管理できます。
たとえば、インタビューメーカーの採用管理機能として、以下の例があげられます。
- 日程調整機能
- カレンダーツールとの自動同期
- 応募者の履歴書・評価シートの管理
- 応募者の履歴書自動生成・出力
- 評価のレーダーチャートの自動生成
外部サービス連携
インタビューメーカーでは、求人情報や応募者情報を一元化するのが目的である採用管理システム(ATS)との連携が可能です。
既に導入済みのATSにインタビューメーカーのWeb面接機能を紐づけすることによって、面接日の設定からWeb面接実施までの面接における全行程をシームレスに活用できます。
インタビューメーカーを導入して、より効率的な人材採用を実現
時間と場所に縛られない録画面接は、人事・採用部門にリソースを割くことが難しい企業にとって、数多くの求職者とつながることを可能にする重要なツールです。
インタビューメーカーを導入することによって録画面接だけでなく、Web面接やWeb説明会、採用管理機能などが利用できます。
その結果、移動コストや面接の会場費といったコストや面接〜採用にいたる過程での労力を削減することにつながります。
録画面接を活用することによって、書類だけではわからない本質を見極めて採用後のミスマッチを未然に防ぎ、効率よく優秀な人材の登用を実現しましょう。