Windows10のタスクバーには、「今すぐ会議を開始する」というアイコンがあります。
Web会議ツールのSkypeを使って簡単にWeb会議ができる機能です。
本記事では、Windows10の「今すぐ会議を開始する」について徹底解説します。
Windows10の機能「今すぐ会議を開始する」とは?
Windows10の「今すぐ会議を開始する」は、タスクバーにあるアイコンからMicrosoftが提供するWeb会議ツールSkypeを始められる機能です。
通常アプリを使ってSkypeでWeb会議をする場合、アカウントの登録が必要になります。
一方、「今すぐ会議を開始する」機能を使う場合は、SkypeアプリがインストールされていればアカウントがなくてもWeb会議を始められるのです。
なお、参加者はSkypeアプリがインストールされていない場合でも、Web版SkypeにつながってWeb会議に参加できます。
Windows10の「今すぐ会議を開始する」の使い方
Windows10の「今すぐ会議を開始する」の使い方は、以下の通りです。
会議の始め方
Windows10の「今すぐ会議を開始する」機能を使ってWeb会議を始める手順は、以下の通りです。
- タスクトレイの「今すぐ会議を開始する」アイコンをクリックする
- 「今すぐ会議を開始する」をクリックしてSkypeを起動する
- 会議の名前を入力する
- 「会議を開始する」をクリックする
タスクバーの「今すぐ会議を開始する」機能を活用することで、Skypeを開く手間を削減し、Web会議を開くことが可能です。
Skypeのインストールや、アカウントへのログインといった作業が必要なくなるため、効率的にミーティングを開催できるのです。
タスクバーから消す方法
Windows10の「今すぐ会議を開始する」機能は、タスクバーに表示してミーティングを開くまでの時間をさらに短縮できます。
一方、頻繁にWeb会議を開かない人や他のWeb会議ツールを使う人にとっては、タスクバーのアイコンを非表示にしたい場合もあります。
Windows10の「今すぐ会議を開始する」のアイコンを非表示にしたい人は、ぜひ以下の方法を参考にしてください。
- Windows10の「設定」画面を開く
- 「個人設定」をクリックする
- 「タスクバー」をクリックする
- 「システムアイコンのオン/オフの切り替え」をクリックする
- 「今すぐ会議を開始する」のスイッチをオフにする
タスクバーに戻す方法
Web会議を開きたい人のなかには、「今すぐ会議を開始する」のアイコンを誤って非表示にしたり、タスクバーに戻したいと考える場合もあります。
Windows10の「今すぐ会議を開始する」アイコンをタスクバーに戻したい場合は、以下の手順を踏んで表示させましょう。
- Windows10の「設定」画面を開く
- 「個人設定」をクリックする
- 「タスクバー」をクリックする
- 「システムアイコンのオン/オフの切り替え」をクリックする
- 「今すぐ会議を開始する」のスイッチをオンにする
会議に招待する方法
Windows10の「今すぐ会議を開始する」を利用する場合、他のメンバーの招待方法の把握は必須です。
他の参加者を会議に招待したい場合は、以下の3つの手順を踏むことで手軽に参加させられます。
- タスクトレイの「今すぐ会議を開始する」からSkypeを起動する
- 起動した画面にあるURLをコピーする
- URLをメールなどで参加者に送信する
Windows10の「今すぐ会議を開始する」以外で会議を開く方法
Windows10の「今すぐ会議を開始する」機能以外にも、Web会議ツールを使ってミーティングを開催することが可能です。
取引先との商談など、ビジネスの場でWeb会議を開く機会は頻繁にあり、相手の企業によって利用するツールも異なります。
相手の企業やシーンに合わせて柔軟にWeb会議ツールを使いこなせば、意思決定のスピード向上やリモートワークでの生産性向上といった効果が期待できます。
Web会議ツールとは?
Web会議ツールとは、遠隔地にいる相手とインターネット回線を介して会議を行うためのツールです。
音声と映像でやり取りができるので、リモートワークでのチャットやメールで起こるコミュニケーション不足を解消するのに有効です。
一方で、Web会議ツールを有効に使うためには、通信環境の整備やパソコンなどの機器の導入に大きな支出を伴うというデメリットがあります。
Web会議ツールの選び方
Web会議ツールは、主に以下の点に注目して選びましょう。
- 機能:同時接続可能なアカウント数、画面共有機能や外部サービスとの連携など
- 品質:映像や音声の品質、通信環境の安定性など
- 操作性:自社の従業員が使いやすいか
- セキュリティ:IPアドレス制限やアクセス権限機能など
- 料金:自社の業務に必要ない機能はないかなど
自社に適したツールを選定するためには、Web会議ツールの機能や映像・音声の品質、セキュリティ要件などをあらかじめチェックしておきましょう。
また、運用効果を高めるためにも、従業員が使いやすいかや自社の予算に合ったツールを選んでください。
Windows10で使えるおすすめリモート会議ツール
Windows10で使える、おすすめWeb会議ツールを4つご紹介します。
Zoom
「Zoom」は、Zoomビデオコミュニケーションズが提供するWeb会議ツールです。
現在、全世界で圧倒的シェアを誇り、シンプルな画面で直感的な操作ができると高い評価を受けています。
無料でも利用でき、人数や時間に制限はありますが、有料プランとほぼ同じ数の機能を利用できます。
有料プラン:PRO(20,100円/年/人)、BUSINESS(26,900円/年/人)、BUSINESS PLUS(31,250円/年/人)
Microsoft Teams
「Microsoft Teams」は、Microsoftが提供するWeb会議ツールです。
Microsoft 365のサービス機能をMicrosoft Teamsアプリ上で提供するため、アプリを切り替えることなくOfficeの機能が使用できます。
Microsoft 365に加入している場合は、追加料金なしで有料プランの機能が使えます。
有料プラン:Essentials(430円/月/人)
Google Meet
「Google Meet」はGoogleが提供するWeb会議ツールです。
Googleアカウントがあれば誰でも無料でWeb会議が主催できます。
通信情報の暗号化や、2段階認証プロセスの導入などによるセキュリティ対策に力を入れているので安心して利用できます。
料金:無料
Webex
Webexは、Cisco systemが提供するWeb会議ツールです。
PCやスマートフォン、タブレットなどマルチデバイスに対応し、どこからでもURLや指定のアドレスから簡単に接続できます。
多言語に対応し、世界で広く利用されているので、海外の企業とのコミュニケーションが取りやすいのが特徴です。
有料プラン:スターター(1,700円/月) ビジネス(3,400円/月) エンタープライズ(要問合せ)
Windows10の「今すぐ会議をする」機能を使わないなら非表示にしておこう
Windows10の「今すぐ会議をする」を使わない人は、非表示にしておくことをおすすめします。
「今すぐ会議をする」機能は、手軽に会議ができて便利ですが、別のWeb会議ツールを使うので使わない場合もあるでしょう。
機能を使わないのにアイコンが表示されたままにしておくと、別の会議ツールを使う際に誤って開いてしまう可能性があります。
Windows10の「今すぐ会議をする」機能を使わない場合は非表示にしておきましょう。