URLパラメータとはURLの末尾に加えられる追加情報を表す変数です。
URLパラメータはURLの末尾に「?」記号を足した後に追加され、「キー」と「値」のペアで構成されます。複数のパラメータがある場合は「&」記号で区切られます。
一般的に、Webサイトを訪問したユーザーの流入経路を明らかにしたり、広告媒体やキャンペーンがWebサイトの流入にどのように影響しているかを確認するために活用されます。
TimeRexの日程調整カレンダーにおいてもURLパラメータで情報を追加することが可能です。
日程調整カレンダーのURLにパラメータを追加することで、下記を実現することができます。
- 流入経路や顧客ID情報など、ゲストに対してフォーム上に表示しない値の情報
- 会社名・メールアドレスなど、ゲストが入力するフォーム上に表示する値の事前入力
流入経路・顧客ID情報などhidden値情報の追加
ゲストの日程調整フォーム上には表示しない値(hidden値)として、流入経路や顧客IDなどの情報を追加することができます。
利用シーン1:流入経路の把握
1つの日程調整カレンダーをメルマガ・個別のメール・Webサイト上など複数箇所で利用していて、調整された予定の流入元を把握したい。
流入経路把握のためのURLパラメータ設定
URLに「?campaign=newsletter」などを追加します。
例)https://timerex.net/s/test/123456789?campaign=newsletter
利用シーン2:顧客ID情報の追加
日程調整完了時に顧客の名前やメールアドレスからCRM情報を確認する運用などの場合、ゲストによっては入力ミスや表記揺れにより正しく検索できないケースも想定されます。
そのような場合に、一意的な顧客ID情報を追加しておくことで、IDをキーにCRMでの情報を確認しやすくなります。
顧客ID追加のためのURLパラメータ設定
URLに「?customer_id=abcdefg」などを追加します。
例)https://timerex.net/s/test/123456789?customer_id=abcdefg
パラメータの確認方法
hidden値として追加されたURLパラメータは、連携するカレンダーに登録された予定詳細や日程調整完了通知メール、CSVエクスポートなどで確認できます。
なお、hidden値として追加されたURLパラメータの確認はプレミアムプランが対象です。
詳細は下記サポートページもご参照ください。
日程調整カレンダーURLに流入元や会員IDなどの情報を付与する
会社名・メールアドレスなどゲストが入力する設問項目の回答の事前入力
会社名・メールアドレスなど、ゲストが日程調整時に入力する設問項目を事前入力された状態にすることができます。
利用シーン
既存顧客との日程調整のため、ゲスト側の会社名や名前・メールアドレスなどをホスト側が把握しており、事前入力しておくことでゲストの入力負荷を削減したい。
ホスト側でゲスト情報を入力しておくことで、フォーマットを統一したい。
設定方法
URLに「?guest_name=佐藤太郎&guest_email=example%40co.jp」などを追加します。
例)https://timerex.net/s/test/123456789?guest_name=佐藤太郎&guest_email=example%40co.jp
上記例では、ゲストが情報入力ページにアクセスした際、名前欄「佐藤太郎」・メールアドレス欄「example@co.jp」が反映された状態になります。
なお、設問回答の事前入力のためのURLパラメータはすべてのプランでご利用いただけます。
詳細は下記サポートページもご参照ください。
設問項目を事前入力した状態でゲストに日程調整カレンダーURLを案内する
まとめ
URLパラメータを活用することで、日程調整の効率化だけでなく、調整後の業務の効率化やゲストへの負荷削減を行うことが可能です。
ぜひURLパラメータを活用し、業務全体の効率化を目指しましょう。